ムーミンたちはいつも新しいことに挑戦し、仕事にも果敢に挑戦します。ムーミンパパは責任感をもって、自分と家族のために仕事を見つけようとします。でもすぐに、さまざまな取り組みを「仕事」と呼ばないほうが楽しいことに気づきます。そして結局、オフィスで働くことは性に合わず、お給料をもらってする仕事は必要ないのだと思いいたるのです。1996年にアラビアのマグカップで初めて登場した「オフィス」コレクターズプレートのイラストは書くこと、描くこと、そして絵を描くことをテーマにしたいくつかのムーミンのコミックスの物語が元になっています。

ムーミンはある冬、冬眠をせずにずっと起きていました。はじめのうちはよくわからない冬というものを恐れ、とても寂しく感じていました。新しく友だちになった トゥーティッキ は、そんなムーミンに冬というものを教え、適度な距離感をもって世話をしてくれます。ムーミンは勇気づけられ、冬について新しいことを学び、古い友だちや新しい友だちと出会います。ようやく春が訪れたときには、ムーミンママに話したいことがたくさんあったムーミンでした。
ウィンターナイトのコレクターズプレートのイラストは、2006年に発売されたマグカップのイラストが元になっています。トーベ・ヤンソンの1957年の作品『ムーミン谷の冬』から、ムーミンが橋の手すりに座ってニコニコしているイラストが描かれています。