ムーミン バイ アラビアのクラシックコレクションに、新しく登場するのはムーミンパパとヘムレンさん。ムーミン谷で愛されるふたりは家族や趣味を大切にしています。新作のマグでムーミンパパは家のケア、ヘムレンさんは珍しい植物を蒐集している様子が描かれています。ムーミン バイ アラビアがこの新作で提案したいのは、自分の時間を大切にすること、そして本来の自分に戻ることが出来るひととき、Mooments of Magic をもつこと。それぞれのデザインのマグ、プレート、ボウルは 2023年 3 月7日(火)よりご案内いたします。

ムーミンパパは冒険に憧れ、若い頃の勇敢な旅の話をよくするいっぽう、家族のために自分の役割をきちんと果たす、とても 家族思いのムーミン。今回発表される新しいデザインでは冬眠中に家族が暖かく快適に過ごせるように、ムーミンパパがせっせとムーミンハウスの冬支度をしている様子が描かれています。窓には防寒用の板を打ち付け、ストーブに使う薪をたっぷりと用意します。

1959年に発表されたトーベ・ヤンソンのコミック「おかしなお客さん」をベースにしたイラストが、繊細なグレーと落ち着いたベージュのトーンの色合いで繊細に表現されています。この新しいデザインの登場に伴い、今までの青のムーミンパパのアイテムは終了となります。

鮮やかな黄色、ライラック、明るい緑がカラフルなイラストは、1948年に出版されたトーベ・ヤンソンの小説「たのしいムーミン一家」をもとに描かれています。表には、ムーミンたちがニョロニョロの島を旅した時の様子が描かれています。上陸早々、まだ誰も発見していない植物を見つけようと意気込むヘムレンさんは採集缶と虫眼鏡を持って森に入りこんでいきます。夢中になるあまり、知らず知らずのうちにニョロニョロたちに囲まれてスナフキンに助けられることになる少し前のシーンです。

マグとボウルの裏には、ムーミンたちが獲った巨大な魚マメルクの番をしている間に雨に濡れてしまったヘムレンさんが、着物を乾かすための焚き火に使う木の枝を持っている姿が描かれています。

実はヘムレンさんは一人のキャラクターではなく、背が高く鼻の長いヘムレンという種族です。彼らに共通しているのはきちんとした秩序を好み、こだわりが強くて没頭しやすいという性格。

新作に描かれているヘムレンさんは、自然に魅了されていたわけではなく、もともとは切手の蒐集家でした。小説『たのしいムーミン一家』の中で、彼は切手のコレクションを完成させますが、一枚も欠けてないという完璧さに、憂鬱になってしまいます。ムーミンとスノークのおじょうさんが装飾品や貝殻など、何か新しいコレクションを集め始めてはどうかと提案したところ、ヘムレンさんは植物を集めて世界一の植物標本を作ると宣言するのでした

ムーミン の小説やコミックにはさまざまなヘムレン族が登場しますが、ムーミン バイ アラビアのアイテムにもその何人かが登場しています。警部や、スポーツに熱中する人、そして植物蒐集家のヘムレンさんがいますが、この植物蒐集家のヘムレンさんは数年前に、クラシックコレクションでも登場した昆虫研究家のヘムレンさんと同一人物。おそらくヘムレン族で一番有名なのは彼でしょう。”と、ムーミン バイ アラビアの本社 PR 担当は語ります。

ムーミンパパとヘムレンさんは、それぞれマグ(0.3l)、プレート(19cm)、ボウル(15cm)で登場。2023年 3月 7日(火)よりご案内いたします。